本年7月1日をもちまして、シリコンソーシアム株式会社は、無事に第23期を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援、ご協力の賜物と、心より感謝しております。謹んで御礼を申し上げます。 3年以上もの間、社会に影響を及ぼして来た新型コロナウイルス感染症も、感染症法上の位置づけが5類感染症へと移行し、人々の生活も、少しずつ、パンデミックの前に戻りつつあることは非常に喜ばしい限りです。しかしながら、1年以上経過しても収束の兆しが見えないウクライナ問題や、長きにわたる円安により、経済やエネルギーを始めとした物事の先行きは不透明な状況が続いています。 そのような中でも、半導体業界においては、TSMCの第2工場建設計画、マイクロンの工場建設など、大きな話題が上がっています。また次世代半導体の国産化を目指して設立されたRapidus株式会社は、最先端半導体工場の建設予定地を北海道千歳市に選定、2025年に試作ライン、2020年代後半には量産ラインの立ち上げを目指すと発表しました。 半導体の世界では、自動運転や人工知能(AI)といった、新たな「頭脳」を担う次世代半導体開発の加速に伴い、高度な生産技術が必要とされる大転換期を迎えています。この好機を逃すことなく日本半導体産業の復権を実現したいものです。 弊社では、ますます高度化する半導体開発において、お客様のオーダーに対し迅速な対応、安定した供給ができるよう、日々努力をして参ります。また、デザインサービスの拡充を始めとした、さらなるサポートも展開して参りますので、ご要望等、いつでもお寄せ下さい。 おかげ様で、試作・量産の取り扱いデザイン数は年々増加し、経験と実績を積み重ねて参りました。今後もハイエンドからレガシーまで、幅広いプロセスの試作・量産サービスを通して、日本の半導体業界の発展、そして人々が安心して暮らせる豊かな社会づくりに寄与していけるよう、全社一丸となって精進して参ります。 これからも、より一層のご支援ご愛顧を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 令和5年7月1日 シリコンソーシアム株式会社 代表取締役 斑目 広二 |
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