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シリコンソーシアムです。

国内外で様々なニュースが目まぐるしく駆け巡った2025年も
残すところあと３週間となりました。

本年最後の月刊シリコンソーシアム通信は、まず最初に、
弊社代表 斑目より、皆様に、師走を迎えてのご挨拶を
させていただきます。

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■師走を迎えてのご挨拶■

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　師走というのに日差しは暖かく、例年のような季節感が感じられ
ないまま、令和７年も早いもので残す所あと３週間となりました。
皆様のおかげで、こうして無事、年の瀬を迎えられましたことを、
社員一同、心より御礼申し上げます。

　今年は大阪・関西万博により、関西が大いに活気づいた年でした。
国内開催の万博史上最多となる158の国と地域、７つの国際機関が
参加した博覧会には、約2900万人が来場、人の流れは大屋根の外側
にも広がり、地元経済を元気づけたと感じます。今後はレガシー
創出を通して、地域全体の発展へと繋がって行くことでしょう。
次回開催が予定されている2030年サウジアラビアの首都リヤド万博も、
世界を魅了する素晴らしいエキスポとなることを祈念しております。

　万博以外にも、2025年は多くのニュースがありました。

　政治では、日本初となる女性の総理大臣が誕生。ガラスの天井を
破った高市総理には、良い国づくりのために、確かな舵取りを期待
したいと思います。

　スポーツでは、ロサンゼルスドジャースの大谷選手、山本選手、
佐々木選手の活躍が連日のように報道されました。特にＷＳ連覇を
かけたプレッシャー下での奮闘は、観戦者の胸を熱くすると共に、
そのプレースタイルによって、日本人の実直さ、チームに貢献する
姿勢を、世界中に伝えたと感じます。

　経済では、円安効果によるインバウンド旅行客の増加で、観光業
などは大いに賑わったようです。中国政府による渡航自粛要請の
影響により、特定国に依存したビジネスモデルも転換期を迎え、
今後はサービスの多様化、多角化が進んで行くことでしょう。

　世界の大きな問題であるウクライナ侵攻やパレスチナ紛争は、
解決の糸口が見えないまま長期化しています。一刻も早い停戦、
争いの終結を願うばかりです。

　弊社の事業フィールドである半導体市場は、ＡＩ半導体や携帯電話
向けＩＣがマーケットをけん引し、大きく成長した年となりました。
ＴＳＭＣでは３nmプロセスの量産がスタートしています。次世代の
ＨＰＣやガシェットの開発も進んでおり、世の中を変える革新的な
技術や機能を搭載した製品のリリースも近いことでしょう。

　このような状況下で半導体需要は急増していますが、弊社の主要
取引先であるＴＳＭＣは、大規模な設備投資と安定した製造・物流
によりウェハを出荷しております。そのため、弊社にご依頼頂いた
試作に関しては、ほぼ、お約束したスケジュールで納品させて頂いて
おりますので、ご安心頂ければ幸いです。

　あらゆるシステム、製品に必要不可欠な半導体に対して、弊社では
試作を通して、時代の変容期を支え、新たな社会基盤となる技術革新の
お手伝いをして参ります。

　お客様の研究開発の付加価値を高められるようデザインサービスの
提供をはじめとした様々な取組を進めるとともに、サポート体制を
充実させるため、今年４月には新横浜支店も開設いたしました。

　今後も、半導体開発における全てのフェーズでお手伝いができるよう、
ご要望に添えるサービスを展開して参りますので、リクエストなど、
いつでもお寄せ下さい。

　本年は大変お世話になりました。
皆様におかれましては、どうぞよいお年をお迎え下さい。
来る年も、シリコンソーシアム株式会社を何卒よろしく
お願い申し上げます。

令和７年１２月１２日
シリコンソーシアム株式会社
代表取締役 斑目　広二